R水素の基礎知識

水の電気分解装置ってどんな装置?

※このページは、2012年公開当時の情報を元に制作されています。最近の基本的な知識は、ブックレット『R水素』(2015年12月発行)をご購読ください。

水酸化ナトリウムや水酸化カリウムを溶かした水(電解質水溶液)に+極と−極を入れ、電流を流すと+極に酸素、−極に水素が発生します。これを行う機械が、水の電気分解装置です。

燃料電池( 参照)とは異なり、この装置を製造している会社はまだ数えるほどしかありません。この数社が製造する水素発生装置の主要マーケットは、食品・電子/半導体/金属加工/硝子/石油/化学など、製造過程で水素を利用する産業です。これらの産業では、毎年約50億トンの水素(水由来でない水素がほとんど)が消費されています。

現在は、限られた用途にのみ使われるマニアックな装置であるため、生産台数は極めて少なく、価格も高額です。逆の見方をすれば、最ものびしろの大きい領域でもあります。R水素システムがエネルギーのメインストリームになれば、燃料電池はもちろんのこと、この領域にこそ新たな巨大市場が生まれます。

現在、世界で最も大容量の水の電気分解装置は、ナイル川のアスワンハイダムにあります。1時間に2857kg/32000Nm3の水素を製造でき、これにより、15万8131kwhの水力発電電力を、水素にして貯蔵しています。

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